2020/07/27
ゲームをPCで録画・配信する方法
ゲームの録画と動画投稿のため、キャプチャーボードを購入しました。
今回購入した商品はこちら
ALTENGのキャプチャーボード[HDMI USB3.0 Capture](10,888円)です。
2020年最新バージョンで、4K 60FPSの高解像度のHD画質録画に対応しております。
接続方法も簡単で、ゲーム機からのHDMIケーブルを、キャプチャーボード本体の"HD IN"のHDMIポートへ接続し、キャプチャーボード本体のUSBポートから、PCのUSB3.0ポートへ付属のUSBケーブルを接続するだけです。
これだけで、ゲーム機とキャプチャーボード本体とPCの接続は完了です。
また、キャプチャーボード本体の"HD OUT"のHDMIポートからテレビなどの普段ゲームを出力させているモニターへ接続すれば、そちらでもゲーム画面を表示できます。
HDMIケーブルが1本付属されているので、別途購入する必要はありません。
以上で、ハード面の設置は完了です。
続いては、ソフトです。
このキャプチャーボードには、専用のソフトは付属されておりません。
そこで、"OBS Studio"というソフトを使用します。
まず、以下のサイトからソフトをダウンロードし、インストールします。
https://obsproject.com/ja/download
お使いのOSやバージョンに合ったものをダウンロードしてください。
ソフト自体は日本語なので、直感的にも利用できると思いますが、
ゲーム画面をOBS Studio上に表示するまでの手順も記します。
まず、インストールし、起動直後は以下のような画面になっております。

次に、下段の左から2つ目の"ソース"と記された枠の"+"ボタンをクリックすると、
メニューが表示されます。その中で"映像キャプチャデバイス"を選択し、
表示されたダイアログの"OK"ボタンをクリックします。

すると、以下のような画面になり、ゲーム機・キャプチャーボード本体・PCの接続が正常であれば、この時点でゲーム機の映像が、OBS Studio上に表示されます。

映像が表示されない場合は、上記画像の"映像キャプチャデバイスのプロパティ"画面の
デバイスで"USB3.0 HD Video Capture"が選択されているか確認してください。
また、僕の場合は、PC側のUSBポートが、3.0ではなく、2.0に接続してしまっていたので、映像が表示されずにいました。
最後は、音声の設定です。
マイクでプレイ中の音声を録音する場合は、ソースのメニューから、"音声入力キャプチャ"を追加します。
"音声入力キャプチャのプロパティ"画面で、どのマイクを使用するか選択し、OKをクリックします。

以上でOBS Studioの設定は完了です。
下段の右側にあるコントロールメニューの録画開始ボタンをクリックすれば、録画が開始されます。
保存用のディレクトリは、設定ボタンをクリックすれば変更可能です。
最後に、OBS Studioの音声ミキサーについてですが、
ソースに"映像キャプチャデバイス"と"音声入力キャプチャ"を追加した場合、以下の画像のようになります。

"デスクトップ音声"、"マイク"、"映像キャプチャデバイス"、"音声入力キャプチャ"
の4種類が表示されているはずです。
"デスクトップ音声"とは、PC内で流れている音声の事です。例えば、ゲームをしながら、YouTubeを見たり、OSの通知音が鳴ったりすると、その音も一緒に録音されます。あえて録音しないようにするには、ミュートにしておけば録音されません。
"マイク"とは、マイクでの音声の事です。マイクで話しながらゲームをプレイする場合は、こちらで音量の調節をします。
"映像キャプチャデバイス"とは、映像キャプチャデバイスプロパティの音声出力モードで、カスタム音声デバイスを使用するにチェックを入れた場合に有効になります。ゲームを録画するだけの場合は、特に意識する必要はありません。
"音声入力キャプチャ"とは、ゲーム音の事です。自分の声を録音するための音ではありません。実況する場合に、ゲーム音を少し絞って録音する場合は、こちらの音量を下げます。
ゲーム音をPCから出力する場合、映像キャプチャデバイスプロパティの音声出力モードで、カスタム音声デバイスを使用するにチェックを入れる必要がありますが、かなり音の遅延があります。ヘッドホンやイヤホン・スピーカーをキャプチャーボード本体に接続して音を聴くのがオススメです。
以上、長くなりましたが、僕がゲーム配信をしている環境と設定の仕方でした。
分かりにくい箇所をあるかもしれませんが、ご参考に。
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